
今回はバーベキューと焼肉の違いについてご説明します。
改めて考えると、何が違うのか・・・・不思議ですよね?
実は明確な違いがあります。
先ずは簡単に違いをご説明します。
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・焼肉は焼きながら食べる
・バーベキューは焼き終えたのを盛り付けてから食べる
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「焼きながら」食べる
「焼き終えたのを盛り付けて」食べる・・・
具体的に説明しますね。
これは日本と欧米の文化の違いが背景にあると考えられています。
日本では「素材の味を大切にする」という思想があり、薄切りのお肉であれば「焼肉」のように軽く炙る程度の調理で食べるのはそのためなのです。同様に「すき焼き」や「お鍋」も調理しながら食べる日本的な食べ方で、この文化が下地にあるのが日本で「焼肉」が広まった要因として大きいかも知れません。
対して欧米などでは、分厚いステーキ肉を食べる文化が浸透しています。しっかりと焼く事に重きを置き、じっくり焼いたお肉や野菜を焼いた後にそれぞれのお皿に盛り付けて、料理として皆でテーブルを囲んで食べる・・・これが「バーベキュー」の基本的なスタイルとなっています。
我々がイメージするバーベキューは、屋外でお肉や野菜を焼きながら食べるスタイルですが、厳密にはそれは焼肉になります。調理をしながら食べる「焼肉」「すき焼き」「お鍋」は日本的な文化ということになります。
「焼肉」と「バーベキュー」の違いお分かりになったでしょうか。
ちょっとした豆知識として頭の片隅においていてください。(^^