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和牛の希少部位「イチボ」とは?ランプとの違い、最高の食べ方を徹底解説!

イチボのイメージ画像


焼肉店や高級ステーキハウスのメニューで見かけるイチボという名前。響きはユニークですが、一体牛のどの部分のお肉で、どんな魅力があるのでしょうか?

 

イチボは、和牛の多様な部位の中でも特に人気が高く、「希少部位」として珍重されています。今回は、このイチボの秘密に迫りながら、その美味しさを最大限に引き出す方法をご紹介します。

 

 

1. イチボ 部位:お尻の先にある希少な赤身肉

イチボは、牛のもも肉(ランプ)の一部で、特にお尻の先端部分にあたる部位です。牛一頭からわずか2〜4kg程度しか取れないため、「希少部位」として扱われます。

 

・名前の由来

イチボというユニークな名前は、牛のお尻の骨(臀骨)がアルファベットの「H」の形をしていることから、「H-bone(エイチボーン)」が訛って「イチボ」になったという説が有力です。

 

・特徴

もも肉でありながら、適度な運動量と位置関係から、きめ細かな肉質の中に美しい霜降り(サシ)が入り込みやすいのが特徴です。赤身の旨味と脂の甘みのバランスが非常に優れています。

 

 

 

2. ランプとイチボ:モモ肉が誇る「柔らかさ」の競演

イチボを語る上で欠かせないのが、すぐ隣にあるランプとの違いです。どちらも牛のお尻周りのモモ肉に分類されますが、味わいや食感に個性があります。

 

ランプは腰からお尻の上部にかけての部位で、比較的脂肪が少なく、赤身の旨味が強いのが特徴です。さっぱりとした味わいとしっかりとした肉質を楽しみたい方に向いています。

 

一方、イチボはお尻の先端側に位置し、ランプよりも適度なサシが入りやすいため、より柔らかく、ジューシーなのが魅力です。赤身の風味は残しつつ、脂の甘みととろけるような食感も楽しみたい、という方にイチボは特におすすめです。

 

同じモモ肉でありながら、イチボは「サシと柔らかさ」で、ランプは「赤身の濃い旨味」で魅了します。

 

 

 

3. イチボ ステーキ:最高の食感を引き出す調理法

イチボの持ち味である「柔らかさ」と「赤身の旨味」を最大限に味わうなら、やはりステーキが最もおすすめです。

 

・焼き方のコツ

脂肪が適度に入っているため、焼きすぎると硬くなりやすいので注意が必要です。表面を強火でカリッと焼き付け、中はミディアムレア〜ミディアムに仕上げるのがベスト。肉汁を閉じ込めて、しっとりとした柔らかさを保ちましょう。

 

・味付け

シンプルに塩と粗挽き胡椒だけでも絶品ですが、わさび醤油やポン酢でさっぱりといただくのも、イチボの濃厚な風味を引き立ててくれます。

 

 

 

4. イチボ 焼肉:希少部位を贅沢に楽しむ

焼肉店でもイチボは常に人気の部位です。ステーキとして塊で楽しむのとはまた違う、焼肉ならではの良さがあります。

 

・薄切り

イチボを薄切りにして焼くことで、赤身と霜降りが織りなす繊細な食感を堪能できます。火を通しすぎず、サッと炙る程度で、とろけるような口どけを楽しんでください。

 

・タレ

イチボの上品な旨味は、濃いタレよりも塩ダレやレモンなどでシンプルに味わうのがおすすめです。

 

 

 

 

5. イチボ 値段:希少性が生む価値

イチボは、前述の通り牛一頭からわずかしか取れないため、その希少性が価格に反映されます。

 

・高級な理由

供給量が少ないことに加え、もも肉でありながら柔らかく、サシと赤身のバランスが良いという品質の高さが、高値で取引される理由です。

 

・ご褒美に

普段の食卓にはなかなか並ばない部位ですが、特別な日や、自分へのご褒美として、その価値を体感してみるのも良いでしょう。ふるさと納税の返礼品としても人気が高い部位の一つです。

 

 

 

イチボは、赤身の美味しさと適度な脂の甘みを兼ね備えた、まさに和牛の宝石のような部位です。

 

その柔らかな肉質と濃厚な旨味は、ステーキで贅沢に厚切りで味わうにしても、焼肉で一枚一枚じっくりと堪能するにしても、最高の感動を与えてくれることでしょう。

 

 

 

 

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